がんばり過ぎたら、後でスタミナぎれになってしまいます。
がんばり過ぎはストレスのもと。
ストレスが溜まると、つい難しいことを言ってしまったり、表情に出たり。
それがまた、次のストレスのもとになってしまうんですね。
だからこそ、自分のペースを保つことは必要です。
長い道だから…肩の力をぬいてみませんか。
想像してみてください。
誰かが、あなたのために、自分を犠牲にしている姿を見るのはつらくありませんか。
介護する側ががんばり過ぎていると、介護される側もいろいろと気兼ねしてしまうこともあるのです。
✿5つのポイントを心がけてみましょう。
1-ひとりで介護を背負い込まない
・ 家族皆で介護を分担する。
・「家族の会」などで、他の介護者・被介護者たちと悩みを話し合う。
2-積極的にサービスを利用する
・事態が深刻になりすぎないうちに、公共のサービスを利用する。
「早めにプロに相談を」
・介護者は自分の時間をつくる。「根を詰めすぎず、ストレスを防ぐ。」
・サービスは自分にあったものを選ぶ。
3-現状を認識し受容する
・被介護者は障害とともに生きていくという現実を受け入れる。
・介護者は介護をしなくてはいけないという現実を受け入れる。
・元に戻そうとするのではなく、障害とともに、本人が生活しやすい方法をみつける。
4-介護される側の気持ちを理解し尊重する
・被介護者に介護者のやり方を一方的に押し付けない。
・被介護者の何かをしようとする気持ち(自立)を大切にする。
・被介護者本人が幸せなように持っていくと、介護者の負担が減る。
5-出来るだけ楽な介護のやり方を考える
・被介護者にもできることは自分でしてもらう。
(それが、被介護者の自立にもつながる)。
・同じことをするのでも介護者の体への負担の少ない方法を考える。・介護用品や福祉用具を上手に使いこなせば、
負担はぐっと軽くできます。
長期戦だからこそ、マイペースで。
そうして介護する人も介護される人も
今よりもっと快適に生活を楽しみましょう。